JaSST Tohoku実行委員ブログ

JaSST Tohoku実行委員のあれこれを載せていきます、たぶん、きっと。

JaSST2018東北でHAYST法をやってみた!

【はじめに】

こんにちは,JaSST東北実行委員の高橋です。

05月25日のJaSST東北2018で,HAYST法のワークショップを開催しました。

秋山さんを始め,参加された皆さん,一年かけて準備をしてくれた実行委員メンバーのみんな,本当にありがとうございました。

このブログでは,皆さんにご参加いただいたHAYST法のワークショップをどの様に作ったのか紹介します。

なぜJaSST東北でワークショップを始めたかについては,一昨年のブログと秋山さんがツイートしてくれたので,そちらを見て下さい。

 

以下に各実施日の作業内容を記載していきます。

作業時間について,土日祝日は約8時間,平日は約2時間程度です。

参加人数はまちまちですが,多いときは10人,少ない時は 3人程度です。(Webを使ったオンラインでの参加人数を含みます。Google-HangoutやZoomを使いました)

JaSST東北の実行委員メンバーは宮城を中心に,岩手,東京,北海道にいるため,各地域とオンラインで連係しながら作業しました。

JaSST東北のイベント関係の準備作業(Webサイト向け資料の作成や物品の手配等)は除きます。あくまでHAYST法ワークショップを作るための時間です。

 

所々,HAYST法(JaSST東北版)の用語が出てきます。分からない用語はJaSST東北のレポート資料を見ていただくか,実行委員メンバーに聞いて下さい。

まあ,色々言いたい方も居ると思いますが,やったもん勝ちですw

 

【2016/06/04 テーマ決め】

・JaSST2016東北(2016/05/20)の振返り会を実施した時に,2017年の「育成」を挟んで ,2018年はHAYST法をやろうとメンバー内で決めていました。実際に秋山さんにお願いしたのは1年後の2017年05月です。

 

【2017/05/11,06/14  秋山さんへ基調講演の依頼】

・2017年のJaSST東北に秋山さんが参加されることが分かったので,秋山さんに2018年の基調講演とワークショップへのサポートをお願いして,了承をいただきました。また,メールによる質疑応答では,伝わりにくい点があることから 2017年09月に仙台に来ていただく事になりました。

ここからスタートでしたが,秋山さんには大変なお手数をおかけしました。拙い我々に最後までお付き合いいただき,本当にありがとうございました。m(_ _)m

 

【2017/07/15 内部勉強会①】

HAYST法の本(事例とツールで学ぶHAYST法)をもとに,6W2H~FL表まで実施してみました。ワークショップのお題(テスト対象のアプリケーション)は2013年のJaSST四国で秋山さんが使った「電話受付システム」です。JaSST四国では 2時間の講演でしたが,我々が実施したところ,色々疑問点が出てほぼ 1日かかりました。特にこの時点で悩んだのがwhomでした。

毎回の勉強会で出た疑問点をメールに記載して,秋山さんへ質問を行い,回答を貰って進めました。

【2017/08/05 内部勉強会②】

圧縮解凍ソフトのLhacaをお題にワークショップを実施しました。午前中は東京で実施したリリカルさんのHAYST勉強会の報告。午後がワークショップでした。6W2H、ユーザーストーリー、FV表までで時間切れになり,ラルフチャート以降は次回になりました。
Lhacaは2016年VSTePの時のお題だったのですが,汎用性が高すぎてHAYST法のお題としては適さない感じがしました。

 

【2017/09/02 内部勉強会③】

08月05日の続きで,Lhacaをお題にラルフチャートとFLまで作成しました。また,本会の構成や 09月に秋山さんが来た時の進め方を検討しました。本会の構成を検討する上で,何を重視するかを考える必要があるとの結論に至りました。

 

【2017/09/13 本会の構成検討会】(オンライン会議)

秋山さんが仙台に来る前に,本会でHAYST法のどこにスポットを当てるか検討会を行いました。また,メインターゲットを「マネージャー(管理者)」,「開発者」,「テスト技術者」の誰にするか議論しましたが,この時点では優先順位を付けられずに終わりました。そのため,もう少しHAYST法を勉強してから判断することにしました。

 

【2017/09/29・30 第1回秋山祭り】

お忙しい中,秋山さんに仙台へ来ていただきました。本当にありがとうございました。

09月29日は今まで勉強して分からなかったHAYST法に関する質問タイム。09月30日はHAYST法の各プロセスを秋山さんに教えて貰いました。

09月29日の質問タイムで,ここまで毎回議論となっていた「whom」を理解することができました。また,09月30日には製品のライフサイクルとゴール(製品ブランド)の考え方を知ることができました。これは本会時に「未来スライダー」と表現したものですが,製品の出荷時期だけではなく,製品のライフサイクルを通じて利用者を満足させる考え方で,今まであまり意識していなかったため,私には衝撃でした。

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【2017/10/21 内部勉強会④】

スマホの目覚ましアプリをお題に,6W2H~FL表までのワークショップを実施しました。スマホの目覚ましアプリをお題にしたので,その場で実際のアプリを操作して,仕様等を確認できるので,進めやすい面がありました。

09月に秋山さんに教えていただいたおかげで「whom」を理解し,やっと 6W2Hの次に進めた感じですが,今度は「目的機能」がよく理解できませんでした。

 

【2017/11/19 内部勉強会⑤】

携帯用ミュージックプレイヤーをお題に,6W2H~FL表までのワークショップを実施しました。

この頃から本会での時間配分とワークショップの内容を詰めながら,ひたすらトライ&エラーを実施しました。ワークショップの時間が限られていることから, 6W2HのWhat,Howto,HowMach は実行委員側で予め埋めた作業様式を準備して,参加者には3W(when,where,who)と whom を考えて貰うことにしました。

 

【2017/11/27 持って帰って貰うもの検討会】(オンライン会議)

HAYST法は複数のプロセスから成り立っているため,1日のJaSST東北で全てを行うことは難しいと考えました。そこでHAYST法のプロセスのどこを重視してワークショップを組み立てるかメンバー内で議論しました。6W2H~FV表の前半と,ラルフチャート~FL表の後半のどちらにするかでしたが,検討の結果,whom等を意識して貰うため,前半重視にしました。

 

【2017/12/23 内部勉強会⑥】

自動販売機をお題にワークショップを実施しました。北海道のネモさん( @nemorine )が事前予告無しに仙台に参上して,ワークショップに参加するサプライズがありました。

この時は,3W(when,where,who)を出す時に極端な(変わった)利用方法を出したチームと,一般的な利用方法を出したチームに分かれ,どちらが良いのか議論になりました。

6W2H~FL表までのワークショップを実施する予定でしたが,上記議論と01月の秋山祭りの進め方を検討したり,本会で秋山さんに講演いただく内容を検討したため,FV表でタイプアップしました。

 

【2018/01/26・27 第2回秋山祭り】

お忙しい中,再び秋山さんに仙台へ来ていただきました。ありがとうございました。

01月26日はHAYST法の質問タイム。01月27日は秋山さんもワークショップに参加して貰い,実際のお手本を見せていただきました。

この2日間はとても得たものが多く大事な2日間でした。HAYST法は要求を相手にしないこと。HAYST法はVaridationでも,Verificationでもなく,Estimation(予測)であること。When,Where,WhoをXYZの3軸にした「3Wキューブ」。目的機能も理解できました。

 

HAYST法のプロセスは 6W2Hで発散,ユーザーストーリーで収束した後,FV表,ラルフチャート,FL表で再び発散するといった進め方等,この 2日間が無ければ,HAYST法を理解することは出来なかったと思います。そのくらい大事なことを学ぶ事ができました。

また,秋山さんが2017年06月~12月にFaceBookに記載したコラムを纏めて送ってくれました。HAYST法に関する多くの情報があり,とても参考になりました。コラムはメンバー全員が読んで,秋山さんに不明点を質問し,理解を深めることができました。

秋山さん,ありがとうございました。

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【2018/01/30 第2回秋山祭りの情報共有会】(オンライン会議)

秋山さんから教えていただいた大事な内容を,参加できなかったメンバーへ共有しました。

教えていただいた「3Wキューブ」を図に表現したり,ワーク結果を写真に撮って,秋山さんが我々に見せてくれた進め方やポイントを共有しました。

秋山さんから直接教えていただいた内容を全て共有するのは大変でしたが,本会で全員がモデレータを務めるからには,できる限りメンバーの知識差・スキル差を無くす必要があります。この後もメンバー内の情報共有には,かなりのパワーを割いたと思います。

 

【2018/02/13  ワークショップ時間圧縮方法検討会】(オンライン会議)

01月27日の秋山祭りの結果から,6W2H~FL表のワークショップをJaSST本会でやるのは,時間的に厳しいのが分かりました。

ワークショップの時間不足は,今回の大きな課題でした。(半分冗談ですが,2日間のJaSST開催を検討した位です)

そこで実質的な時間配分を決め,ワークショップの時間短縮方法を検討しました。

例えば,6W2Hの 3W(when,where,who)を出してもらう時は,ひとり 3個にして貰う様にしました。意見が多い程,集約に時間がかかるためです。

また,FV表の因子について,用紙に記載する進め方から,付箋に書いてそれをラルフチャートに貼り直す様にしました。

この後もワークショップの時間を短縮するために,色々な工夫を行いました。

 

【2018/02/21 ミニ秋山祭り】(東京)

私の東京出張の時にあわせて,㈱ウェブレッジさんの場所をお借りして,秋山さんに来ていただき,質問タイムを行いました。

これも疑問点を無くし,HAYST法を理解する上でとても大事でした。

01月27日の秋山祭りを受けて「3Wキューブ」を図に表現していたのですが,この時点で「3Wキューブ」は「市場環境」を表現しているのか,「保証範囲」を表現しているのか,実行委員メンバーで意見が分かれていました。そこで秋山さんに確認した所,「市場環境が内側です。保証範囲は市場環境を全て包む様に考えて下さい」と教えていただき,本会で使用した「3Wキューブ」が出来上がりました。その他にも「3Wの組合せ」に対する「whom」の使い方など,重要な点を教わることができました。

 

【2018/02/24 内部勉強会⑦】

2017年06月よりJaSST東北実行委員を,HAYSTワークショップを作る「ワークショップ担当メンバー」と,ワークショップ作成には参加しない「イベント担当メンバー」に分けて進めてきました。ある程度,ワークショップの実施に目途がついてきたので,今までワークショップに参加した事のない「イベント担当メンバー」に一般参加者の代わりに参加してもらい,本番形式で実施し,問題点の洗い出しと時間配分の確認を行いました。

ここで「参加者はワークショップ全体の流れが分からない」との意見が出たため,ワークショップを始める前にワークショップ全体の流れを説明する事にしました。また「いきなり付箋に意見を書こうとすると,参加者の手が止まりやすい」との意見があったので,A4紙に書いてもらって,その後で付箋に転記する進め方にしました。

 

【2018/02/28 ワークショップ内容検討会】

02月24日の実施結果をもとに,時間配分の見直しと,進め方の改善案を検討しました。

一番課題になったのは 6W2Hの作業時間の確保でした。初参加の人でワークショップを実施して見ると,6W2Hの作業時間が足りないことが分かったため,FL表のワークショップを諦め,説明のみにしました。また,参加者の出す意見の粒度にバラツキが出るため,最初にwhenを実施して,参加者に慣れてもらってから,where,who,whomを出して貰うようにしました。

 

【2018/03/15 HAYST法ワークショップ実施例作成会】

物事を説明する時は「例」があると分かり易くなります。本会でモデレータが参加者へ説明しやすくするために,HAYST法ワークショップの実施例を作成する事にしました。もちろん,本会と同じお題は使えないので,携帯用ミュージックプレイヤーの仕様書をもとに作成することにしました。

この日は 6W2Hの意見出しでタイムアップしました。

 

【2018/03/22 HAYST法ワークショップ実施例作成会】

実施例の作成を継続実施して,ユーザーストーリーまで作成しました。

ユーザーストーリーを作成しましたが,一部分の機能を対象としたため,目的機能が十分なのか疑問を感じました。そこで,仕様書にある機能を全て網羅したFV表を作ることにして,この日は一旦中断としました。

 

【2018/03/25 東京組モデレータ練習会】

今回の課題のひとつになったのが,一昨年のVSTePワークショップ時にモデレータを経験したメンバーと,今回初めてモデレータに挑戦するメンバーがいるため,各メンバーのスキルをいかに均質化するかでした。知識差を無くすために情報共有も頻繁に行ったのですが,モデレータは何回か実施して経験して貰うしかありません。この日は東京在住のメンバーが集まり,モデレータの練習会を実施しました。

 

【2018/03/31 岩手組モデレータ練習会】

仙台のメンバーが岩手県に移動して,岩手県のメンバーとモデレータの練習会を行いました。嬉しかったのは,実行委員以外の㈱ヴェスの方が,参加者役として加わってくれたことです。我々,実行委員メンバーでは,どうしても当日の進め方を理解した上での参加になるため,問題点に気づけない事があります。㈱ヴェスの参加者の皆様には,休日返上でお付き合いいただき,また,参加者として貴重な意見をいただきました。ありがとうございました。

ここでは本会で使う予定だった「合コンアプリ」を使ってワークを実施しました。メンバーが実際に作成したWebベースの「合コンアプリ」をデモしながら,ワークショップを実施したのですが,場所や時間を限定しがちなのと,ラルフチャートにおいて read/write に該当する因子が無いことから,本会で「合コンアプリ」を使うのを取止めました。この後,各メンバーが色々な案を提案して,最終的に「キッズ携帯電話」をお題にすることにしました。

 

【2018/04/03 情報共有会】(オンライン会議)

東京組モデレータ練習会,岩手組モデレータ練習会,それぞれで出た課題の意見交換をしました。合コンアプリの取止めや,ラルフチャートの作業様式について,付箋を貼る場所が狭いことから,A4紙をそのまま利用する様に見直しました。

 

【2018/04/06 HAYST法ワークショップ実施例作成会】

03月31日の岩手組練習会の合間に,実施例のFV表まで作成できたので,続きのラルフチャートとFL表を作成しました。この後,ワークショップ実施例を配布用にパワポへ整形する作業に取り掛かりました。

 

【2018/04/09 HAYST法の情報共有会】(オンライン会議)

04月13・14日の秋山祭りの前に,少しでもメンバーのHAYST法の理解を深めたくて,オンライン会議を実施しました。メンバーの各自がHAYST法に関する疑問点を話し,他のメンバーがそれに対する回答を行う形式で進めました。また,メンバー内で解決できない疑問については,04月13日に秋山さんに聞くことにしました。

 

【2018/04/13・14 第3回秋山祭り】

お忙しい中,再び秋山さんに仙台へ来ていただきました。何度もありがとうございます。

04月13日が質問タイム。04月14日はリハーサルのイメージで,作業内容の説明とワークショップを実際に実施して,秋山さんに確認・指摘してもらいました。

04月14日のワークで衝撃の事実が分かりました。3W(when,where,who)で出す極端な利用範囲(キワ)は,テスト観点が明確になっている点は狙わず,何かありそうなポイントを狙う「寸止め」だったという事でした。今までのワークショップでも秋山さんから「何をテストすればいいか明らかになっているもの(シチュエーション)は,そこをピンポイントでテストすればいい」と言われていたのですが,やっと意味が分かりました。これは秋山さんがツイートでも話されている事です。

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※この例では,when(時)の「登山の時」がwhere(場所)を指定している。「弱い電波」などテスト観点が分かっている場合は,個別にシナリオテストで確認する。

HAYST法の理解が深まったのは良かったのですが,今まで作成していた実施例を全て作り直すことになりました。また,本会でメンバーが行うHAYST各プロセスの説明資料についても,色々修正が必要な状況でした。

 

【2018/04/17 情報共有会】(オンライン会議)

秋山祭りに参加できなかったメンバーへ,04月14日の内容を共有しました。話を聞いたメンバーも驚いていました。情報共有会の後に秋山さんへ追加質問を行い,更に理解を深めました。

 

【2018/04/18 残作業の洗い出しとスケジュール決め】

実施例の再作成作業,説明資料の修正作業,モデレータの練習,JaSST東北のイベント準備作業が重なってしまったので,本会までに必要な作業の洗い出し,担当者の割振り,スケジュール決めを行いました。あと1ヶ月という事もあり,メンバーにはかなりの無理を言いましたが,みんな忙しい中,何とか時間を確保して作業してくれました。感謝です。

 

【2018/04/19,04/23,04/24,04/27 HAYST法ワークショップ実施例 再作成会】

3Wの出し方が分かったので,6W2HからFLまで全てを作り直しました。大変タイトなスケジュールでしたが,参加できる人だけで何とか作り直す事が出来ました。この後,作成したワークショップ実施例を,配布用にパワポへ整形する作業に取り掛かりました。

 

【2018/04/29 岩手組モデレータ練習会(第2回)】

再び仙台のメンバーが岩手県に移動して,岩手県のメンバーとモデレータ練習会を行いました。この時も,㈱ヴェスの実行委員以外の方が,参加者役として加わってくれました。

この時に本会でも使った「キッズ携帯電話」の仕様書を使ってワークショップを実施しました。「キッズ携帯電話」はテスト対象として良かったのですが,やはりシチュエーションが出てしまうので,シチュエーションが出た時に,どの様にアドバイスするかが課題になりました。

 

【~2018/05/03 ワークショップ内容説明資料の作成とメンバー全員レビュー】

モデレータ練習会の合間を縫って,各ワークショップの説明資料を,担当メンバーが作成しました。

作成した説明資料について,メンバー全員がレビューしました。これは当然,説明資料を良くする目的もありましたが,全ての説明資料に目を通す事で,メンバー全員の認識をあわせる効果もありました。

説明資料への質問は,全てモデレータを担当する各メンバーが受ける事にしていたので,各メンバーも手を抜かずに全資料に目を通してくれました。

 

【2018/05/07~05/09 説明資料の秋山さんレビュー】

メンバー全員レビューの修正結果を反映した説明資料を秋山さんに送って,レビューをお願いしました。お忙しい中,ご確認いただき,ありがとうございました。

説明資料を作ったメンバーは,秋山さんのレビューにドキドキだったのですが,思ったより指摘事項が少なくて,逆にびっくりしました。ユーザーストーリー(FV)やラルフチャートに至っては指摘ゼロで,担当したメンバーは大喜びをしていました。

 

【2018/05/08 東京組によるミニ秋山祭り】(東京)

東京組を中心に,㈱ウェブレッジさんの場所をお借りして,秋山さんに来ていただき,質問タイムを行いました。

東京組が疑問に思ってた部分をご質問させていただき,HAYST法に関する理解を深めることができました。

 

【2018/05/12 仙台組モデレータ練習会】

仙台組で本番の「キッズ携帯電話」を使ったモデレータ練習会を実施しました。実施した結果,whenのワークショップ時間がまだ足りないと考え,本会の時間配分を見直しました。また,ワークショップで使用する作業様式について,付箋の色と貼り付ける場所の色をあわせる様に見直しました。

 

【2018/05/13 東京組モデレータ練習会】

東京組で本番の「キッズ携帯電話」を使った練習会を実施しました。嬉しいことに,実行委員以外の㈱ウェブレッジの方や,実行委員の友人(デザイナー)の方が参加者役として加わってくれました。お忙しい中,ご協力いただきありがとうございました。

 

【2018/05/17 情報共有会】(オンライン会議)

仙台組・東京組とそれぞれの練習会で得た知見の共有を図りました。また,モデレータのサポート資料として,「モデレータ虎の巻(モデレータの心得集)」,「トラブルシューティング(モデレータが困った時の対処法)」,「参加者に持って帰ってほしいもの(ワークショップで参加者へ伝えること)」を作成,共有を図り,本会当日にメンバーが迷わない様に心掛けました。

 

【2018/05/23 直前確認会】(オンライン会議)

前日,当日のイベント準備作業やワークショップの詳細タイムチャートを作って,メンバー全員で最後の確認会を行いました。ここまで来ると「やれることはやった」と開き直りが起きて,(私は)逆に落ち着いてきました。

 

【2018/05/25 JaSST東北本会】

JaSST2018東北を開催しました。本会の様子は,JaSSTレポートつぶやき纏めを見て貰えば分かりますが,盛況の内に終わることが出来ました。秋山さん,参加された皆さん,ありがとうございました。

 

【2018/06/30 JaSST東北 おかわり会(再演)】

JaSST2018東北は,何と,申込み開始後わずか10日で満員になりました。我々としても驚いたのですが,結果的に地元の参加者が少なくなりました。このため,地元の参加者を対象に,おかわり会を開催しました。9名の方にご参加いただき,無事実施できました。参加された皆さん,ありがとうございました。

 

【一年間を振り返って】

お忙しいなか,何度も秋山さんに来仙・ご指導いただき,本当にありがとうございました。秋山さんのご指導無しでは,とても開催することはできませんでした。

 

反省点は,メンバーの時間をかなり拘束した事です。始める時は,ここまでパワーがかかるとは思わなかったのですが,かなりの時間を使いました。ほぼ皆勤賞のメンバーから「メンバーはそんな事を気にしていない」と言って貰えたので,ちょっとホっとしました。みんなの協力が無ければ実現できないワークショップでした。1年間,付き合ってくれて,ありがとう!!

 

【来年は5月31日です】

来年のJaSST東北は 2019年5月31日(金)に開催します。会場を確保できたので日程は確定しました。内容はまだ検討中なので,発表までお待ち下さい。

 

以上です。長文に最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。

また,JaSST東北でお会いしましょう!

高橋