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JaSST Tohoku実行委員ブログ

JaSST Tohoku実行委員のあれこれを載せていきます、たぶん、きっと。

ドラクエ風スキルマップ ~仙台ソフトウェアテスト勉強会~

こんにちは。

JaSST東北実行委員のもりともです。
最近の森友学園問題で思い出していただけていたかなー?なんて勝手に思っています。


さて、4/8(土)はJaSST東北実行委員メンバーで仙台でソフトウェアテスト勉強会を立ち上げた
ねもりん(根本紀之さん)が講師を務める勉強会に参加してきました。

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その名もドラクエ風スキルマップ勉強会。
前半はドラクエ風スキルマップという、ドラクエの職業+レベルを用いたスキルマップを使って、楽しくスキルマップを作成するというもの。
後半は、書籍「Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン」を用いたワークで、
土曜の午後いっぱいを使った勉強会でした。

私としては何をするのか分からず、ただJaSST実行委員であるねもりんに会いに行くのがメインでしたが、すごくすごく楽しめました。

~~前半~~
まず、前半のドラクエ風スキルマップで見るのは、個人のスキルではなく、チームのスキルということです。
戦士、武闘家、魔法使い、…、みんなで力を合わせてで敵を倒す!というイメージです。
個人のスキルマップは作成していても、チームという考え方は私はしたことが無かったので、この時点でかなり興味津々になりました。

ちなみに、オリジナルネタは、楽天の川口さんという方が日経SYSTEM2015で掲載していたもののようです。
楽天川口さんが作成したのはWeb系の方用ですが、それを根本さんが組み込み系でも使えるように
カスタマイズしたものがあり、当日は参加者によって使い分けました。

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根底にあるのはやはり楽しく!というところで、楽しみながらチームのスキルを見える化していくというものです。
また、例えばチームは戦士4人だけじゃなく、もっとバラエティに富んでいた方が良いのでは?と思わせてくれるということでした。


■自分のスキルを確かめよう!

まずは自分のスキルチェックを行いました。
私自身は、今の自分の仕事からは、少し管理よりで旅芸人職が少し高めな結果でした。
その後、3人1組のグループ内で、スキルを足してみました。
それぞれのスキルに違いがあって、チームだったら強みを生かせそうだなと思いました。

チームのキーマンがいなくなったときにどうなるか、何が強みの人を補給するべきか、
1人がいなくなったからと言って、人数合わせのために1人入れればいいという問題ではないのです。
それを見える化するツールとしてとても役立つと思いました。


■工夫してみよう!

次に、それぞれの仕事に合ったスキル(新しい職業)を作成してみたり、いろいろ組み合わせて上級職を用意したり、
しっくりこない文言を変更したりしました。

話の中ではこんなオモシロ職業が出てきました。
・ギャンブラー:仕事の行く末を決める人
・賢者:コンサル系 僧侶と商人を組み合わせた職業
・占い師:コンサル系 お客さんの所に行って要望を聞いて製品の概要を決めるとか、要求を聞くとか
・道具使い:量産とか保守のためのスキル。トラブル対応、お客さまの要望を運用で回避する。
・猛獣使い:上司とか偉い人を言いくるめて使う。業界のトップまで。
・笑わせ師:ムードメーカー。チーム、会社、業界へとレベルアップ。
・船乗り:専門知識を使う。ドメインの知識を知っている。サポート⇒自立⇒社内トップ⇒業界トップ
・吟遊詩人:英語を使う。PM同士でやり取り⇒クライアントと直接やり取り⇒予算交渉⇒テクニカルな内容、仕様
・銀座のママ:話を聞いてストレス解消、やる気になる、お店に来る人達を繋げる、自分のことを売る⇒チーム内⇒部門内⇒本部長⇒社長クラス⇒業界

どれが良かったかの投票も行いました。
実際に会社でもこんなことをやってみたり、投票したりすると盛り上がりそう、ですよね!

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メリットとしては、みんなで一緒に考えること、自分たちの会社のスキル定義ができること。
実はこの人はこんなことを思ってた、とか新しい発見もあるも分かっていいということです。

注意することとしては、個人評価に使うのはNG。
ゲーミフィケーションの一種であるため、遊んでいるように見られてしまうかもしれない。
ドラクエを知らない?とピンとこないかもしれない。
ただ、ミッション達成のためには様々なロール(役割)が必要、というところでは、ドラクエを知らなくてもイメージはできると思います。

~~後半~~
そして後半、
「Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン」という書籍を用いたワークです。

アジャイルに効くとついているが、それだけではなく、組織を変えるためにどんなアプローチをした方が良いか
ということがパターンに分けられています。

現在は、15パターン追加され、48パターン⇒63パターンあるとのことです。

イノベーター理論というものがあり、新しい商品やサービスが市場に浸透するまでの経過がタイプ別に分かれています。
積極性が高い方から、以下5つのタイプに分かれます。
・イノベータ
アーリーアダプタ
・アーリーマジョリティ
・レイトマジョリティ
・ラガード

アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間にはキャズムと言われる溝があり、
組織に新しいものを導入するときにも意識した方が良いということでした。

パターンを使うにしても、各層へのアプローチの方法が変わります。
ラガードにはあまり時間を割かず、捨てた方が良い、という話もありました。

重要なのは、パターンを知って、タイプを判断して、すぐ使えるように意識していること。
実は今までやっていたことってこういうパターンだよね、って分かるところから始めてみたいと思いました。
課題を出したり改善したり、というのは常にそういう意識がないと中々できないところがありますが、
各々の意識を変えるのに使えそう!と思いました。


■パターンを知ろう!ワーク

63パターンの中から、気に入ったパターン、やりたいパターンを3つ選んで周りと共有しました。
私は以下のパターンでした。シンプルで分かりやすいのと、自分が今意識してやりたいとかやっていることを選んでいました。
1.感謝を伝える
2.協力を求める
3.みんなを巻き込む
「著名人を招く」パターンはそのうち会社でやりたい!ということで次点にしました。

共有した中では、その他でいうと支援者や仲間がいること、持続することについて共通して重要と考えているようでした。


■課題出しワーク

各自の課題について、パターンを使ってアドバイスするワークでした。
パターンが頭に入ってないと中々難しかったですが、こう解決できたらいいんじゃないかな、
というのをパターンから見つける、ということは少しできました。
だんだんみんなのお悩み相談になって、それぞれ話が止まらなくなりました。

その後はパターンを新しく作成してみたりと、盛り上がりの中で勉強会は終了です!


私としては、本当にすぐ使ってみたい、もう少し勉強してみたい、というものばかりでした。
また、終始楽しく満足感の高い勉強会で、参加してよかったなと思いました。


最後に…
5/26(金)にはJaSST東北が開催されます!
今年は、テスト技術者の育成がテーマとなっております。
申し込み開始しておりますので、皆さまどしどしご応募ください!!

JaSSTソフトウェアテストシンポジウム-JaSST'17 Tohoku

以上、もりともでした。